ある主婦の日記

アダルトチルドレンと双極性障害を持つ推理小説好きな主婦。

今日を生きる

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さまざまな花が開き、春の訪れを否応なしに感じる。

 

週末は怒涛の忙しさで本当に疲れ、今日も足取りは重かったがなんとか自分を平常運転に戻したく散歩に行ってきた。

 

私は腰が悪い。学生時代のスポーツ(陸上)の影響で第4、5腰椎がすべり症になっていて将来腰の手術が必要とすでに烙印を押されている。

 

その年齢が段々と近づいているせいか、最近は腰が痛い。そしてダイエットも手術がスムーズに終わるために自分に出来ること(脂肪が多いと麻酔がかかりにくいので麻酔の浸潤度が高くなり冷めにくくなる。また脂肪は器械が油で滑り手術がやりにくい=総じて手術時間が長くなる)なので中々苦戦しているがしている。

 

最近周りに色々相談を持ちかけられ考えることが多かった中、私自身が片付けておきたいことも周りの問題の解決に押されたせいか実行した。

 

それは、ある人に対しての埋め合わせだ。

 

その人からはちょっとした口論で関係がこじれ、その時「体調も悪くあまり話せないから自分から連絡する」と言われて2ヶ月ほどが経っていた。

 

埋め合わせとは”気づいたらすぐ行う”ものである。だが私の埋め合わせしたい相手は向こうから連絡するというので気にかかっていたが埋め合わせは出来ず伸ばしていたのだった。

 

だけど、今回勢いに乗って連絡したのだった。これが自我なのか、ハイヤーパワーの計画なのかわからない。

 

埋め合わせというのは相手への謝罪であり、言い訳や承認をもらう物ではない。

ただただ、謝罪するだけだ。それは「関係性の構築」とも言われるけれど場合によって構築せず(違う意味では構築になるのだろうが)終わるということも含まれる。

 

しかし人は自分で変えられないものだ。だからその相手の反応を自分は受け入れるしかない。こうして健全な人間関係を作っていくための行動上にあるのが埋め合わせだ。

 

しかし私は相手の意思に反してメールをしたことに後になり罪悪感を感じ不安になった。相手の承認反応を求めてしまった。

 

そんな時前までは承認されたいと思ってはいけない!と自分を責めていたのだが、12ステップには承認されたいと思っている気持ちも認めてあげられるようになるとあり、私も気持ちを受け止めるようになった。受け止めているうちにインナーチャイルドが癒され、勝手に心がその気持ちから離れていくのだろう...という風に私は解釈した。

 

だからこの数日、そのように過ごした。連絡は来るのかな、きて欲しいな、と寂しい気持ちをタロットを引いたりし、自分の気持ちの中に素直に漂った。

 

しかし今日少しづつ気持ちが動いた。”不安”と”寂しさ”という感情に判断を任せタロットで何月くらいに...とか今相手はこういう状態にいる....とか妄想的な未来に浸っていたのだが、今を生きる方が楽しいな...とふと感じた。

 

野菜を煮えるのを椅子に座って待つ。グツグツとブロッコリーが動く。それが「今」を実感させてくれる。

 

占いが悪い訳じゃない、実際癒しになる。しかし、私は今回そこに浸っていて今を忘れている自分がいた。未来に呆けていたら今に集中できなくて当たり前とも思うが正にそうだった。

 

未来に目を向けた生き方と今に生きる生き方とでは時間の使い方、質が変わる。私は何かに取り憑かれたように占いばかりみて他に集中できず、まるで承認欲求の化け物になっているようだった。しかしそれが私だったのだから仕方ない。それくらい弱いというだけだ。

 

相手の出方は私にはコントロールできない。だったら、自分は自分の目の前にある人生を歩むしかないのだ。

 

未来を見ている今が空っぽの自分より、今が詰まっている自分を生きる方が恐らくお得?なんじゃないかなと思った。