ある主婦の日記

アダルトチルドレンと双極性障害を持つ推理小説好きな主婦。

雨の週末とミステリ。

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昨日は頭痛2日目、台風のせいか風邪のせいか鬱のせいか久しぶりにぐったり横になっていた。

 

数日軽躁状態にあったんだと思うが睡眠時間も短かったためだろう、久しぶりに日中グッスリと寝た。

 

体の事はもう「前と同じように戻りたい。」という考え方はやめようと思っている。思えばこの3年ずっと先生には言われてきた事だ。だけど、本人が認めない限り駄目なんだよね。

 

ー前と同じように働きたい。対価を味わいたい。ー でももう体がそのバッテリーを持っていないとなってしまったんだから仕方ないんだ。人間はスマホのように新しいバッテリーに交換する事はできないんだから。

 

数日前から12ステップのスローガンにある今ある恵みを数えよう”という言葉に惹かれ、日々を「有る」ものの方へ意識を置き換えることにしてみた、それだけでも私自身はすごく落ち着いて失われたものに対する僻みや自己憐憫を生ずることも減っているように思う。

 

 

という事で、昨日中古でまた沢山買ってきた。

 

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なかなか欲しい本は値下がりしないし出会えないが、いつか手にするその日もまた楽しみとしておくという事にして。

 

しかし本を読むようになってから私の生活は本当に変わった。ドラマも前は4期、殆どのドラマを録画して見ていたけど、本を読むようになってからは作家さん系統のドラマとかじゃないと薄っぺらくみえてしまうのでドラマを見ることはかなり減り、その分は当たり前に読書にシフトしていった。

 

躁鬱病は騒々しい音や光でものすごく脳に疲労を感じる病気でもある。

 

テレビは広告やお笑い系など不必要に効果音も大きいしテレビから放出されるパチンコ屋のような光刺激は脳のバッテリーをみてるだけで消耗しやすいものに思う。少しでも脳のエネルギーを減らしたくなければ静穏を保てる生活を選ぶのは病気の自分にとって大切な事だ。

 

だから読書という趣味ができたことには感謝したい。

 

という事で昔映画にもなった↓を読みました。

 

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ネタバレするといけないと思いつつ、いつ人が殺されるのだと思いつつ本を進め、最後の一行で?!となり全然分からなくてネタバレをスマホで読んでようやく納得したという..笑

 

ミステリーとは推理とかだけじゃないんですね、

イニシエーションラブは完全に書物事態を使ったトリックのような不可思議系。

ja.wikipedia.org

 

事件を好む私としてはちょっと違ったなーと思った作品だったけれど、すごく凝っていて読む人を楽しませる作品だと思う。「あのズレ」を映画でどう再現してるのか映画版を見てみたくなりました。松田翔太くん出てるしね!

 

という事で

雨っぽいですがのんびりとした週末を。