ある主婦の日記

アダルトチルドレンと双極性障害を持つ推理小説好きな主婦。

自助グループの恩恵。

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睡眠薬がようやく正常に機能し始め、起きる事も辛くなくなった。

 

というのも最近私は古い行動パターンと鬱的な考え方によって死ぬ方法としてアルコール飲酒を選び一時やめれていたアルコールを飲むことを始め、思惑どおり楽しい時間が過ごせる代償として朝お腹が重く張っていて外出など到底考えられない生活を数日送っていたのだった。

 

「アルコールを飲む」という生活を始めたら、私の今の全てがなくなるという事は分かっていた。日中飲むキッチンドリンカー→アルコール依存を目指していたのだから。

 

だが、私の何処かで”お酒は違う”という気持ちが強くなりお酒から手を引くことが出来たのだった。

 

私の今の生活の中には”自助グループでのミーティング”というものがある。自助グループとは特に参加に強制はないのだけど、私は色々理由があり代表という立場にいる。

 

私は性格的に自虐的な弱さがある。約一年前、母親と3年ぶり位に話をしたがその後から崩れるように20年ぶり位に自傷行為が始まってしまいその最近の手段がアルコール。

 

自傷行為のしたい意味は、医師曰く「何か話したいことがあるけれど話せなくて体に溜め込んでいる」との見解だった。私もそう思った。きっと母に対し一年前もっと自分の夢見たような話がしたかったんだと思う。

 

しかし母は違った。自分の話したいことを捲し立て私は話に付き合った。病気の再発のことも初めて話したのだが昔から診てもらっている医師が診ていると言ったら”宜しく言っといて”で私の話は終わってしまったのだ。

 

そんな母。なのだ。母をどんなに自分を愛してくれる親に変わって欲しいと願っても、母を変えることは出来ない。というか人を変えることは出来ない。出来ることは自分を変えることだけ...

 

こんな考え方を教えてくれたのは自助グループで使っている12ステッププログラムだった。

 

このプラグラムを踏むこと3年目。私はどれだけ貪ったか分からない。仲間の文献も私にとって大切もので日々手にし読んでいる。

 

自助グループでは「今」、または「過去の話」をする。報われない気持ち、今の気持ち、何を話してもいい。

 

アダルトチルドレンにとって自分の気持ちを話すということは大変難しいことでもある。家庭内で生きる上でかなり危険を冒す行為であったりしたからだ。私の場合も幼少期から母の顔色を見て話を選んできたから長い年月自分の気持ちに蓋をし過ぎ自分の気持ちがよく分からない人間になっていた。人に自分の話をすることは大変難しい。

 

この癖が結局性格となり自分の気持ちを言えない人として社会に出て対人関係に色々と支障がでて今に至っているのだ。

 

アダルトチルドレンにとって、”話すこと”はとても重要なのだ。

 

自助グループはそんな私達の苦手とする事を少しづつ緩和させていく場所なのだ。

 

私が自助グループというものを自ら立ち上げることになり今代表をしていること、これも色々訳があったのだけど、それもハイヤーパワーの計画だったのかなと今は思う。

 

そんなハイヤーパワーの計画する道は光り輝き安心を与えてくれ私を新しい気持ちで生き返らせてくれる”方向”だ。だけど、私は時々その方向から後ろを向いて元の慣れ親しんだ生き辛く自虐的な苦しい道へと戻ろうとする。

 

昨日も書いたけど私は毎日この2つの道をフラフラと歩いているような感じだ。

 

時に光の道を、時に暗闇の道を。

 

アルコールを辞めたのは光の道の方向にあった。まだアルコールに溺れる日々に未練があることも確かだ。でも今はとりあえず飲まずに過ごせている。

 

特に意識した訳じゃない。考えたことといったら、前述したがアルコールに溺れる暗闇の道を歩いたら今の全てを失うことになるんだということだけ。

 

人のためにやめようと思った訳じゃない。自然に飲むのを辞めれている。

 

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今日は起きてからアルコールを飲む前からやや習慣になっていた平和な生活をしている。

 

洗濯を回し、ちょっとした散歩に出る。その後1日1度だけ飲むことを許しているコーヒーを飲む。(カフェイン中毒だったので。後はデイカフェを2〜3回/日飲む)午前中飲むお楽しみのコーヒー時間のお供は読書。本は大体1日150ページ位読んでいる。

 

初めて通った自助グループは私にとって居心地の良い場所ではなくなってしまい新しいグループを立ち上げた経緯がある。でも、”初めは仲間の事を思って”という、「行き過ぎた責任感」に縛り付けられている自分がいたが、最近になってようやくその束縛を自分から解きほぐすことが出来ている。

 

自分の生活も誰かが判定する訳じゃなかったのに、私自身がこんな生活をする自分は駄目な人間であるとジャッジしていた。

 

これも良い肩書きを持ってこそ母に認められる人間であるという強迫的な思いだと思う。

 

アルコールから私を離したのはハイヤーパワーだと思う。

 

光の道は自分の自我を小さくすることでハイヤーパワーの計画が進むと言われている。

 

だから今日も私がすることは自我を小さくすること、それのみなんだと思う。

 

今日だけじゃなくこれからずっと。時々スリップしながらも。

 

これが自助グループに繋がって得た恩恵だ。

 

今日は夢で共依存の相手が出てきた。

 

共依存のことも、どこかで書いていこうと思う。